桐生で巡る四国霊場
【 お 砂 踏 み 】
10月10日、11日の2日間、当院恒例のお砂踏みが開催されました。
今回で18回目の開催となり、歴史を感じる行事となって参りました。
四国八十八ヵ所霊場のお砂を実際に本堂に敷き、それを踏み歩くことで四国八十八ヵ所のお遍と同じ功徳を得ることができるというのがこのお砂踏みでございます。
参加者の中から、「なかなか四国には行けないから、ここで毎年お遍路出来て嬉しい」とのお声を頂戴し、毎年このお砂踏みを楽しみされているとのこと。
弘法大師様への信仰の深さ、そしてその偉大さを改めて感じました。
また巡礼される皆様方を拝見しましたところ、各霊場の御本尊様の前でゆっくりと礼拝・合掌している姿がとても美しく、その真摯に祈る姿に感銘を受けた2日間でした。
またこの2日間、境内に於いて護摩祈願法要を厳修致しました。
護摩とは弘法大師様より伝わる真言宗の特別なご祈祷です。
人々の念や祈りが込められた特別な火で煩悩を焼き、願いをかなえるという法要です。
法要には沢山の方が参加され、護摩の火でかばんや洋服、帽子、杖などの持ち物を御加持させていただきました。
「同行二人」:お大師様といつも一緒
南無大師遍照金剛